マンダリンの香り効果と効能｜おすすめの使い方

マンダリンの香り効果と効能

強壮作用、催乳抑制作用、細胞成長促進作用、消化促進作用、鎮痙作用、鎮痛作用、エモリエント作用、抗うつ作用、鎮静作用、健胃作用などがあります。

親しみやすい穏やかな香りは心身のバランスを整えたり、落ち込んだ気分を高揚させてくれます。リックス効果が高いので、眠れないときや元気がでないときに有効です。

胃などのけいれんを抑えます。ストレス性の胃炎や、胃潰瘍、消化不良などに効果があり、肝臓や胆のうの強壮にも役立ちます。

妊娠後期に低濃度で使って安全ですので、妊娠線が気になるようでしたらおススメです。またセルライトの予防、解消にも効果があります。肌をやわらかくするエモリエント作用がありますので滑らかなお肌が期待できますよ。

細胞の成長を促進してくれるので、しわやニキビ肌にも効果があります。

芳香浴、アロマバス、スキンケア、ヘアケア、トリートメントなどがあります。ゼラニウム、イランイラン、ベンゾイン、ネロリ、プチグレンなどと相性がいいです。

注意）光毒性は弱いですが、日光に当たる前は使用しないように！また、皮膚を刺激することがあるので高濃度での使用は避けてください。

香り：バレンシアオレンジに似た甘いフルーティーな香りです。

連絡がない、嫉妬、あれこれ考えていると胸が苦しくなります。そんなときこそアロマの出番です！癒やしのバスタイムはいかが？自分の好きな香りにマンダリンを加えてひと呼吸おいてみましょう。ネガティブな気持ちが去っていきますよ。

お湯を38～40°Cに設定し、「マンダリン2滴+ローズウッド2滴+イランイラン1滴」を落とし、よくかき混ぜてから入ります。精油を直接入れずにバスソルトにすれば、さらに血行促進効果が得られます。

バスソルトつくり方：市販されているバスソルトはありますが、ご自分でつくる場合は、天然塩200ｇ（約4回分）に、好みの精油10～15滴をいれます。皮膚につかないようによくかき混ぜ密閉容器で保存します。約3週間で使いきってくださいね。天然塩（伯方の塩でもOK)

眠れないときのお助けマン精油には、ラベンダー、ベンゾイン、ベルガモット、クラリセージ、スイートオレンジ、サンダルウッド、ネロリ、カモミール・ローマンなどがあります。

マンダリンとブレンドするには、ノートのトップであるベルガモット、スイートオレンジは避けて、トップ以外のラベンダー、ベンゾイン、クラリセージ、サンダルウッド、ネロリ、カモミール・ローマンの中から選ぶと香りの持続があります。

アロマバス、トリートメントなどもおすすめです！

気持が沈んでいるときって、ダブルパンチでやってきませんか？クレームがきたり、友達の態度が気になったり、彼からすっぽかされるなど連鎖反応がおきてきます。そんなときは気分を高揚させてくれるマンダリンを使い、気分転換しましょう。

ティッシュペーパーにマンダリンを2滴ほど落として香りを吸い込みます。また熱湯を入れたマグカップに2滴落として、目をつむって香りを吸い込みましょう。

学名：Citrus reticulata
科名：ミカン科
主産地：中国、スペイン、イタリア、アルゼンチン
抽出部分：果皮
抽出方法：圧搾法
主要成分：リモネン、シトラール、シトロネロール、γ-テルピネン
ノート：トップ

マンダリンの名前は、マンダリンと呼ばれる中国の高級官僚たちが尊敬のしるしとして、主君にこの果実を捧げたことに由来しているといわれています。温州ミカンの仲間で、果皮を乾燥させたものは「陳皮」と呼ばれ漢方薬や料理の香りづけに使われます。

陳皮を香りづけに使ったチキンライス。マンダリンの甘い香りはストレス性の食欲不振を改善してくれます。陳皮とは「マンダリンの果皮を乾燥させ、そのまま（ホール状）あるいはみじん切り、粉末状にしたもの）」

落ち着きのない子にはマンダリンが効果的です。芳香浴で試してみられてはいかがでしょうか？

余談ですが、占星術的にみると、マンダリンは、天体の「月、太陽」とも関連しています