アロマテラピーって何?
バラの花やキンモクセイの花、ハーブなどの香りをかぐと、ふわっ~と幸せな心地よさを感じたことってありませんか?自然の植物の香りには心身を癒やしてくれる効果があるのです。香りを利用した自然療法は古代エジプトの時代からあったんですよね。
アロマテラピーという名前はフランスの化学者「ルネ・モーリス・ガットフォセ」が命名したもので、ここまでいろんな経緯がありますが普及したおかげで私たちが積極的に植物の香りの恩恵を受けることができているということになります。
「アロマ=芳香」「テラピー=療法」アロマテラピーは芳香療法のことです。簡単にいうとそれぞれの植物の香りの作用によって心やカラダ、肌を元気にしてくれるということになります。
ローズマリーとラベンダーを使い分けて認知症が軽減した!という話はご存じだと思いますが、ローズマリーは、脳の海馬に働きかけて集中力や記憶力を高める効果があるからなんです。
香りをかぐだけで認知症が改善する!?正しく使うことで結果が得られたという実体験を番組でも取り上げていました。アロマの効果って凄いですね!
もっと教えて!アロマのこと・・
■テラピーとセラピーは何が違うの?
「テラピー=フランス語」 「セラピー=英語」意味は同じです。
■市販の芳香剤と何が違うの?
市販の芳香剤には植物の香りに似せた合成物質が含まれていることが多いのに対し、アロマテラピーで使われる芳香には自然の植物から抽出された原液が使われます。その原液は「精油=エッセンシャルオイル」と呼ばれています。
芳香剤に、アロマテラピーの基本である植物の香りの作用によって心やカラダ、肌を元気にしてくれるということは期待できないでしょう。
■小瓶と大瓶の違いは何?
店頭で小瓶と大瓶があって大瓶の方がお得なのかな?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、たいていは小瓶(5~10ml)は精油そのものです!それ以上の大瓶に入っている物は精油とベースオイルをブレンドしてあるものが多いです。
精油は原液ですので、直接皮膚につかないように注意が必要ですが、ベースオイルにブレンドされているものはそのまま肌につけて肩や足などにトリートメントすることができます。自分でトリートメントオイルを作る手間が省けるので便利ですが、ご自分で作る楽しみ方も覚えておくといいですね。
植物の香りの素?(精油)を買って、お家でアロマテラピーをやってみましょう!
■精油の選び方
まず精油を買わないとね~。でも何を買えばいいのかわからないですよね。それぞれに効能とか効果とかあるようだし。。
お店のテスターを使って「いい香り~ 好きかも♪」と感じた香りを求めましょう!その好きな香りの効果・効能も気になりますよね。こちらを参考にしてみてください。
精油は雑貨なのでアロマ専門店以外のお店にも置いてある場合があります。そこで合成のものと間違って購入しないようにおさえておきたいポイントを話しますね。
下記がラベルに記載されているかチェックしましょう。
100%天然成分であるか?「100% Pure Essential Oil」
品名、学名、科名、原産地、抽出部位、抽出方法、輸入元や注意事項なども記載されているか?
ここはとっても重要ですので確認してからお求めくださいね。
100%天然成分だからこそ脳にダイレクトに働きかけて薬効成分などの効果を得ることができるのです。鼻がいい香り~と感じるだけの芳香剤との違いはここにあります。