雨宿りなのか?それとも帰る家がないのか?

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朝の9時前、どしゃ降りで大雨注意報もでていたけど目的地に車を走らせていた。信号待ちのときふと左側を見ると歩道橋の下あたりに雨宿り?しているらしい70代位の男性が困った様子で立っていた。この雨はまだまだ降り続けるだろうし傘がなくて動けないのかな?スーパーの白い袋が足下に見えるけど買い物の帰りかな?でもこの雨は朝早くから降っているし傘も持たずに買い物に出るのはおかしい。どちらにしても今この人には傘が必要だろう。たまたま予備の傘を持っているから1本はあげてもいいけどどうやって渡す?

私の車は左斜線で信号待ち車両の2台目。助手席の窓を開けて傘を渡してあげるにはちょっと距離がある。いろいろ脳裏をめぐらせているうちに信号が青になった。

気になりながら目的地へ。約1時間後、用をすませて帰り際に気になっていたその場所に目をやったけど見づらくて、そのまま何事もなかったかのように帰ってしまうのもあとで気になると思ったので近くに車を止めて傘を持って歩いていくと「いた!」警察官も一人いて電話中だった。

とりあえず、そのおじさんに傘を渡すと不思議そうな顔をして「ありがとう」と言ってくれた。そのあとはどうなったのかはわからないが、足下に見えていたスーパーの袋の中に空き缶が詰まっていた。2袋あったからそれを売って生活をしのいでいるのかもしれないと思った。でもその生活にはまだ馴染めていないようなついこの前までは普通の生活をされていたような空気を感じた。

今までどのような生活をされていたんだろう〜。生活を変えた原因はコロナか!?

生きていればいろいろあるけど、自暴自棄や悲劇の主人公になったりせず「必ず良くなる!」と、信じて生きたもの勝ち!

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